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5月26日 欧米市場為替戦略 《16:00》

ポンドドルもユーロドルと同じ波形を形成し、1.4420ドルから1.4360まで一旦下げたが、1.4390ドル付近まで戻した後、1.4350ドル付近での展開となっている。EU圏経済に回復の兆しがない中、英経済への悪影響となり、財政再建を進める英連立政権にとっては痛手だろう。米格付け会社が英経済の後退懸念の中、財政再建の遅れを理由に英国債の格下げするとの観測もあり、62億ポンドの緊急財政削減策を発表以降、消極的な政権運営にポンドドルの上値は限定的となることだろう。

  昨日のポンドドル下落が1.4340ドル付近から始まったことため、この水準を突破すれば、下値1.42ドル半ばまで下げるとみられる。昨日の上昇はショートポジションの買戻しと損切りによって上昇しただけに、ファンダメンタルズの悪さをみれば、下値への値幅が拡大するとみられ、引続きポンドドル売りとしたい。

  英欧財政悪化懸念に、豪ドル・ドルの方向感が定まらない状況だ。今月に入り、大幅な下落となった豪ドル・ドルを買い戻す機関投資家など資本筋が買い意欲を示し始めている一方、ユーロドル、ポンドドルに連動する動きも強めており、完全に豪ドル・ドルのロングポジション売り一巡しない限り、上昇力が出そうにないことが分かる。

 朝方は、下げ過ぎた豪ドル・ドルに買い戻しの勢いもあり、0.82ドル後半までの展開となったが、ユーロドルなどが下げに転じた影響を受けて、短期的な売り圧力にさらされ、一時0.8190ドルまで売られた。また、朝鮮半島情勢をめぐる懸念のため、大量の売りが出やすい状況となっている。機関投資家も一旦、買いで攻めたものの、上値の重さに損切りをしたとの見方も市場にあり、英欧通貨下落に連動するように、下げに転じると観測される。
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