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12月29日 欧米市場為替戦略 《7:48》

【為替ディラー注目ポイント】
米長期金利(3.80%)
米国債入札結果
米消費者信頼感指数
欧米株価動向

【欧米市場為替売買シナリオ】
年末を控えた市場は閑散状態が続いているが、基本的なシナリオ要因に変化はないようだ。米経済回復期待に米長期金利の高止まりと日本銀行のデフレ対策として、一段の量的緩和などが日米金利差を拡大させている。ドル円は、92円付近に本邦輸出筋のドル売りオーダーが控えているとされているが、一旦上抜けすれば、一部の円高志向の市場筋ポジションの損切りが加速される可能性は非常に高くなったと観測される。円長期金利の上限は1.30%程度とみられる中、米住宅市場、雇用関連指標など改善傾向を材料に、米長期金利が3.80%へ上昇していることがドル買いを継続させる要因となっている。

FRBは新たに「ターム物預金ファシリティー」を導入することを検討しており、景気回復時に市場に溢れる資金を回収する政策となる。米経済指標の改善が明確になるとの見方が強い中、FRBが出口戦略に着手したという点は、過去の非伝統的金融策の解除となることからも、ドル買いに繋がる材料だろう。

本日は、米12月消費者信頼感指数が発表されるが、事前予想では53.0と、前月の49.5を上回る水準が見込まれている。当然、予想以下となれば、ドル買い需要は急低下するが、大筋で上昇傾向が確認されれば、ドル地合いは強くなるとみてよいだろう。

一方、他通貨ドルは、ドル高を背景に他通貨ドルの大幅下落になったが、年末を控えたポジション調整に一旦、買い戻される展開となっている。ユーロドルは1.4415ドル、ポンドドル1.6020ドル付近を高値に、英欧に漂う売り材料も多くあり、下値を探る展開が予想される。

豪ドル・ドルは売り一巡後、本邦機関投資家による買戻し意欲が強く、下値の堅さが確認される格好となっている。ドル円の上昇と豪ドル・ドル上昇の組合せから、豪ドル円の上昇が大いに期待できるところだ。

【本日の為替戦略】
基本的なシナリオは、ドル高志向だ。ただ、薄商いの中、想定外の動きに備える為にポジションを解消することが良いだろう。市場取引量が低下すれば、ストップロスによる損害額が拡大する可能性は高い。

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、みなさまに特定の商品をお勧めするものでもありません。上記の為替レートは、参考レートです。

※日中の相場変動、解説はユーロパートナー新着情報に随時掲載致します。

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