11月27日 東京市場為替戦略 《8:17》
昨日は、米国金融政策が長期間に渡り低金利を継続することやFRBがドル安容認するとの見方を背景に、ユーロドルが1.51ドル半ば、ポンドドル1.67ドル半ば、豪ドル・ドル0.93ドル半ば、ドル円86円前半へドル安となった。ただ、そのドル安の流れは継続することはなく、各通貨ペアの動きに変化が起きた。
ドル円は、藤井財務大臣が異常な動きには介入するとの発言や鳩山首相も円高への懸念を示し、口先介入をしたが、日本政府がデフレ宣言をする中、野田財務副大臣がドル買い介入はしないとの発言する一方、藤井財務大臣の内需拡大を重視したいとの以前の発言により、現水準で本気になる為替介入をするとは考えられないとの市場の見方が強まっている。
また、市場筋は、デフレ色が強まる日本経済において、短期金利市場での日米金利差の逆転が日本の実質金利上昇と判断し、円がドルの受け皿になり始めている。スイス、韓国も自国通貨高の流れはあるが、節目となる水準では自国経済がデフレに陥らないように自国通貨売りを実施している。また、日銀も量的緩和、ゼロ金利など金融政策はあるものの、今回の円高に対し口を閉ざしており、政府・日銀が一丸となって、デフレ政策を実施しながら、為替介入を実行しない限り、ドル安の流れの中で、唯一の受け皿となる可能性は高いようだ。
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