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11月27日 欧米市場為替戦略 《15:45》

ドル先安感が強まっている中、ドル円は89円台での小幅展開が長く続き、方向感を失っていた。ただ、米国サイドからドル安容認とも取れるFOMC議事録発表後のドル下落に、円高へのエネルギーが爆発する格好となり、ドルの受け皿となった円が急速に強くなり、一時84.82円の本年最高値をつけた。恐らく、レンジ相場を想定していた東京勢の多くは1週間で4.5円の円高になるとは想像していなかったことと思われ、ストップロスを巻き込む格好で、朝方の円急騰に結びついたようだ。レンジ相場に注力すると大相場に対処できない為、常に相場の大局観だけは失ってはいない。

為替介入に後ろ向きと思われた藤井財務相は今回の円高に対し、為替安定に適切な対応をとることも有り得る、一方的な偏った動きであること間違いない、過度な円高は害の方が大きいこと間違いない、過度な動きには適切に対応するなど介入に前向きな発言を繰返したことにより、ドル円は急回復した。また、亀井金融担当相は、米国や国際社会に対して対応を求めるべきだと協調介入の必要性を唱えている。市場はどの水準で介入するかを試したかのようだったが、一旦85円割れを試したことから、その反発力も強く、積極的なドル売りを仕掛けることには、市場が躊躇するはずだ。

ただ、日米金利逆転、欧米株式市場下落などリスク許容度低下による円買いも考えられ、ドル円の上値は重くなることは確かだろう。一部の見方には、海外中央銀行の外貨準備に円資産を増額させる動きがあるとも指摘され、円買い需要があるとしている。

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※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、みなさまに特定の商品をお勧めするものでもありません。上記の為替レートは、参考レートです。

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