10月30日 欧米市場為替戦略 《16:00》
【欧米市場為替売買シナリオ】
昨日の米国経済成長に関しては、弱気の見通しに傾いていたため、他通貨ドル売りの動きを一変させた。
朝方は、その流れを引継ぎ、ユーロドル1.4860ドル、ポンドドル1.6580ドル、豪ドル0.9175ドルへ上昇し
たが、予想以上の成長率については、景気刺激策の結果だとの捉え方もあるとしたうえで、上値は限定的
となっている。
また、ドル円も一旦、投信の円売り期待が下支え91.60円付近を試すものの、月末仲値はややドル余剰と
なっている。
先週末のユーロドル、ポンドドルが1.50ドル後半、1.66ドル半ばなど高値警戒感が強まっていただけに、
市場の多くが相場水準調整をするための材料を集めたことにより、他通貨ドルの一時的な下落となったと
思われる。
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10月30日 東京市場為替戦略 《8:15》
【東京市場為替戦略シナリオ】
27~29日の3日間に広がった悲観的見方の中、市場では、米第3四半期GDP速報値の見方が二手に分かれていた。一つは、事前予想3.2%増を素直に受けた楽観的見方である。この数値の場合、相当部分が相場に織り込まれていたことから、それ以上を期待できない限り、リスク許容度上昇の可能性は低いとみられていた。もう一方は、直近の悲観的材料が浮上する中、第4四半期GDPが低下するとの観測もあり、リスク許容度上昇には繋がらないとした。同時に、大手金融機関の下方修正も、悲観的見方を強めることとなった。筆者は、後者のシナリオを描いたため、収益機会を失った格好となったが、適当な所での損切りが大きな損失に繋がらなかったと思われる。
さて、その注目された米GDPは予想以上に改善し、5四半期ぶりに上昇となった。年率3.5%成長となり、事前予想の3.2%を大きく上回ることとなった。個人消費は3.4%増で、政府の低燃費の開会へ需要が支援したようだ。また、住宅市場は23.4%増で、11月で終了する政府の住宅取得減税が貢献した模様だ。個人消費の落ち込み、住宅市場の低迷の悪影響が成長率を低下させると思われていたが、意外にも、政府支出とともに全体を押し上げたようだ。ただ、設備投資、在庫調整など悪化内容もあり、米経済成長に自信を持つことには完璧な状態ではないとも考えられるが、市場はこの点を無視している。
10月29日 欧米市場為替戦略 《15:46》
【欧米市場為替売買シナリオ】
米景気先行指標の予想外の悪化に続き、昨日の米新築住宅件数減少がリスク許容度低下になる中、NZ準備銀行の金利据え置きと利上げ観測後退、豪準備銀行の利上げは拙速だったとの報道と利上げ観測大幅後退、カナダ金融当局の金利据え置きとカナダドル高懸念発言、原油・金価格の下落、ECB総裁のドル安是正発言、新興国経済の主導格の上海総合株価指数の下落などのリスク志向後退がリスク資産への資金流入が大きく後退する展開となった。
今まで記していたように、リスク許容度上昇材料を背景にしたメインシナリオに沿った取引をしてきたが、その都度、リスク要因も併記してきた。今回は、そのリスク要因が一気に吹き出る格好となり、他通貨ドルを売る或いは、ドル円を売る動きに転じることとなった。
その結果、東京市場中盤にかけて、ユーロドルは1.4725ドルから1.4686ドル、ポンドドル1.6385ドルから1.6340ドル、豪ドル・ドル0.8980ドルから0.8941ドルへ軟調に推移した。また、ドル円も90.80円から90.23へ下落している為、ユーロ円はじめポンド円、豪ドル円は、それぞれ133.72円から132.82円、148.90円から147.71円、81.80円から80.91円へ軟調な展開となっている。
10月29日 東京市場為替戦略 《9:28》
『短期売買 プロの為替戦略』に《本日のポジション戦略》掲載中
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因みに、29日朝8:15現在の戦略となります。
【本日のポジション戦略】
《ドル円》米住宅指標悪化、リスク許容度低下。月末のドル売り観測
ドル売りゾーン90.70-85円
ストップロス91.30円
ターゲット90.20円
(8:15、90.75円)
《ユーロドル》強いドル標榜、EU圏金融機関損失拡大懸念、原油価格下落
ユーロ売りゾーン1.4720-35ドル
ストップロス1.4760ドル
ターゲット1.4650ドル
(8:15、1.4722ドル)
《ポンドドル》大幅調整完了も、リスク許容度低下の中、下値の堅さ感じる。上昇場面での売りへ
ポンド売りゾーン1.6400-15ドル
ストップロス1.6460ドル
ターゲット1.6280ドル
(8:15、1.6387ドル)
《ユーロ円》ドル円軟調、ユーロドル上値重い展開の組合せ
ユーロ売りゾーン133.65-80円
ストップロス134.20円
ターゲット132.80円
(8:15、133.57円)
《ポンド円》ドル円軟調もポンドドル上昇場面での売りへ
ポンド売りソーン148.95-10円
ストップロス149.50円
ターゲット148.00円
(8:15、148.80円)
《豪ドル円》追加利上げ観測大幅後退、資源価格下落、ドル円軟調
豪ドル売りゾーン81,60-75円
ストップロス82.20円
ターゲット81.00円
(8:15、81.69円)
10月29日 東京市場為替戦略 《8:18》
【東京市場為替売買シナリオ】
昨日の海外市場は、完全に他通貨ドル、ドル円の売りに拍車が掛かった格好だ。
その大きな要因は米新築住宅販売件数の予想外の大幅減少だ。事前予想44.0万戸に対し、40.2万戸と、前月比で3.6%減少した。
これは、初回の住宅購入者向けの税控除措置の終了を前に駆け込み需要が見込まれていたものの、予想外の冷え込みが明らかになったことが、リスク許容度低下に繋がっている。
特に、住宅関連市場の低迷は、消費関連市場の低下になり、米景気後退へ繋がることになる。
同時に、欧州市場への悪影響も考えられ、世界的な景気後退の連想となり、今までの楽観的見方が大きく変化しつつあるようだ。
以前にも記したが、他通貨ドル上昇場面では、トコトン天井を確認するまで『買い』に徹する方が市場の流れを掴み易いとしたが、潮目が変わる最終局面では利益が出なくなることが多い。
そのため、相場の流れを自ら感じることにより、『売り』へ転じることも判断できることが多い。
そのことから、昨日の戦略では、他通貨を対ドル、円で売り、ドルも対円で売ることとした。
また、『売り』の支援材料が海外市場で多くみられ、以下に掲げることとしよう。
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※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、みなさまに特定の商品をお勧めするものでもありません。上記の為替レートは、参考レートです。
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