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8月13日 米経済先行き横ばいながらも、回復期待高まる 《8:08》

《ドル円》

欧州市場序盤は、アジア株価下落とFOMCの様子見気分が強まったため、95円半ばから95.14円へ下落したが、欧米株式市場が堅調に展開したことにより、ドルは反転しだした。午後に発表されたFOMC声明で、経済活動が「横ばい」となっているとし、リセッションは峠を越したとの見方を示唆したことを受け、ドル円は96.68円へ急反発した。その後、NY株価の上昇力が衰えた上、米金利の上昇にも一定の歯止めがかかったことから、ドル買いの流れは一服し、96.20円で引けた。

【東京市場戦略】

注目されたFOMC声明は、市場への資金供給を目的に3月に開始した長期国債の買い入れ策の期間を1ヶ月延長し10月までとしたが、3000億ドルの買い入れ枠は据え置いた。また、米経済活動について「横ばいになりつつある」と慎重な見方を表明したが、国債買い入れ枠を現状維持したことは米景気回復期待を高めることなり、ドルの下支えとなっている。ただ、期間を1ヶ月延長するとは考えていなかったが、雇用なき景気対策への不安を取り除く対策と見られるが、米ISM製造業景況感指数、非農業部門雇用者数、住宅関連指標など改善する結果が多く見られることから、FRBは米経済の底入れを印象付ける機会にしたかったと観測され、次回のFOMCでは、より具体的な出口政策が検討されると見られる。これにより、NY株式市場では、景気や企業業績に底入れの兆しが現れていることに加え、金融緩和の継続方針が確認されたことで、相場の一段高の条件が整ったとし、今後の上昇力に弾みをつける格好となり、ドルの底固めをする期間となりそうだ。本日も、本邦輸出企業のドル売りが見られるが、地合いはドル買いへ転じたことから、積極的に売り込むような下落は考え難く、アジア株式市場はじめ欧州市場の上昇期待によるリスク許容度上昇を背景に、ドル買いが強まると予想する。

 

ドル買い96.05

ストップロス 95.60

ターゲット 96.70

8:0096.17円)

 

《ユーロドル》

欧州市場序盤、上海株価下落と原油価格の軟調な展開により、ユーロドルは1.4135ドルから1.4084ドルへ下落したが、欧州株式市場の回復を材料に1.4241ドルへ買い戻された。ただ、FOMC声明発表後、ドル買いによるユーロ下落が一時的にあり、1.4124ドルへ戻されたが、1.4210ドルで引けた。

【東京市場戦略】

イングランド銀行のインフレ報告が英国経済をデフレ懸念があるとの見方が強まる中、70ドルを割込む原油価格、中国経済の鈍化など先行き懸念を材料にEU圏経済に打撃を与えるとの見方が強まり、ユーロドルは下落の一途を辿ることとなり、1.41ドル半ばは思い展開だった。ただ、FOMC声明が米経済先行きの最悪期を脱したとみられるとしたため、欧州株式市場の堅調さを材料にユーロドルに買戻しが先行している。先週後半から、ドル金利上昇を主体にユーロドル下落が強まる反面、株価上昇によるリスク回避後退を材料にユーロドル上昇となり、その時々の市場の気迷いでユーロドルだったが、昨日は欧米株式市場の上昇を材料に、ユーロドルが買われたと見てよいだろう。その点を重視すれば、本日は日経平均などアジア株式市場の回復期待も高く、ユーロドルの底堅い展開を予想できそうだ。また、原油価格も70ドルへ上昇し、ユーロドルにとっての好材料だ。

 

ユーロ買い 1.4190ドル

ストップロス 1.4145ドル

ターゲット 1.4260ドル

8:001.4199ドル)

 

《ユーロ円》

EU圏経済先行き不安が漂う中、134.85円円から134.24円へ下落して始まったユーロ円は、FOMC声明で米国経済先行き懸念後退、NY株価上昇によるドル買いと欧州株価上昇によるユーロ買いにつれて、137.07円へ上昇した。途中、FOMC声明でユーロドル売りがあり、135.87円へ下落したが、終盤にかけて、136.70円へ戻し、終了した。

【東京市場戦略】

ユーロ円自体に主体的な動きを期待できず、ドル円とユーロドルの動きに影響されやすい展開となりそうだ。昨日は、ユーロ円の下落を予想し、欧州市場序盤にその動きを強めたが、ユーロドルとドル円の底堅さも確認されることとなり、ユーロ円の売りスタンスは改められることになりそうだ。超短期的な利食い売りも予想されるが、株価上昇とコモディティ価格などの需要の高まりも期待でき、他通貨対ドルの上昇も期待できる。そのため、下げた水準ではユーロ円、資源国通貨円などロングにするスタンスがよさそうだ。

 

ユーロ買い 136.40

ストップロス135.80

ターゲット 137.10

8:00136.55円)

 



※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、みなさまに特定の商品をお勧めするものでもありません。上記の為替レートは、参考レートです。

※日中の相場変動、解説はユーロパートナー新着情報に随時掲載致します。

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