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8月12日 FOMC、量的緩和策見直しか 《16:05》

《ドル円》

米金融機関破綻懸念にドル売りの流れが強まる中、朝方、一旦はドル買いに96.09円へ上昇したが、日経平均と上海株価が軟調に推移したことを受けて、仲値公示以降のドル円は下落の一途を辿ることとなり、95.39円を付けた。引けは95.49円。

【欧米市場戦略】

非農業部門雇用者数改善に上昇したドル円は完全に元の水準へ戻された格好となったが、米金融機関破綻懸念は市場の予測する範囲を超えた材料だった。また、市場の一部は米国債償還絡みのドル売りが、ドル安の要因とみているが、本格的な円転は確認されていない。本日はFOMCの政策決定が発表されるが、金利は据置かれる見込みだ。一方、市場が注目する点は、長期国債の買い入れ停止の有無や、量的緩和策などの危機対応策を平時に戻す「出口戦略」に言及するかだと思われる。直近の米経済指標は改善しており、米先行きの明るさを印象付けるためにも、量的緩和策を継続することにはならないと思われ、米長期金利上昇がドル高につながる可能性があると予想する。リスクは、FRBが米経済の先行き悪化を強める発言をした場合、ドル下落する可能性は大きくなるため。円高へ誘導されることになる。

 

ドル買い 95.30

ストップロス 94.95

ターゲット 96.20

16:0095.37円)

 

《ユーロドル》

ドル軟調に推移するため、ユーロドルは一旦、1.4168ドルへ上昇したが、上海株式市場の下落と軟調な原油価格を背景に、1.4126ドルへ売られ、引けた。

【欧米市場戦略】

FOMCの金利据え置きがはっきりとしてきたが、FRBが量的緩和を継続するとの見方は後退しており、出口政策を明確にする方向にあり、米金利の底堅さがユーロドル売りを誘う展開となるとみる。また、中国経済の需要に期待するEU圏経済は、上海株式市場の軟調さは売り材料となっている。また、在庫調整された原油市場だが、69ドル台に下落した原油価格に上昇力はなく、ユーロドルにとってはマイナスの材料となっている。本日は、FOMCの結果が大きく相場を動かすことになるが、FRBが量的緩和継続はしないものと見ており、ユーロドルの上値は抑えられるだろう。

また、欧州株式市場が軟調に展開すると予想されていることからも、ユーロ下値を試す動きは強まりそうだ。また、英中銀インフレ報告が発表されるが、成長率予測が下方修正されると見込まれており、ユーロドルもつられて売られる可能性はある。

 

ユーロ売り 1.4130ドル

ストップロス 1.4170ドル

ターゲット 1.40.50ドル

16:001.4122ドル)

 

《ユーロ円》

朝方、ユーロ円は135.70円から135.96円へ上昇したが、アジア各国株価下落と原油価格軟調を背景に、134.81円へ売られ、同水準で引けた。

【欧米市場戦略】

FRBの金融政策が量的緩和に終止符を打つことを予想するため、ドル買いが強まると見られる。ただ、ドル円の上昇力は弱いと見られる中、ユーロドルの下値を試す動きは強まり、ユーロ円の下げに拍車が掛かりそうだ。

 

ユーロ売り 134.80

ストップロス 135.50

ターゲット 133.80

16:00134.70円)

 

 

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、みなさまに特定の商品をお勧めするものでもありません。上記の為替レートは、参考レートです。

※日中の相場変動、解説はユーロパートナー新着情報に随時掲載致します。

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