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7月30日底堅い原油価格、下げ渋る中国株価=ユーロドル買戻しか 《16:00》

《ドル円》

海外のドル買いの流れを引継いだドル円は、仲値公示にかけて95.31円まで上昇したが、上海株式市場が軟化したことを受けて、一時94.83円まで下落した。その後、欧州勢のドル買いにより95.05円へ戻された。

【欧米市場戦略】

中国株式市場急落により、先行きの景気回復後退懸念による原油需要低下と在庫拡大による原油価格の大幅下落がリスク回避を強めることなり、ドルの全面高となった。以前であれば、リスク許容度の低下において、円は対ドルで買われる展開だろうが、今週の米国債入札が不調に推移しており、米金利高傾向がドルの対円相場を強める結果となっている。ここで疑問に感じることは、米金利上昇によるNY株式市場下落に繋がるリスクがあるにも関わらず、ドルは対円で買われたことだ。超短期的に、金利差拡大を取り上げれば、ドルは対円で強まってもよいが、今回の金利上昇は米国債へ資金流入させるための需給バランスの崩れから生じる「悪い金利高」であり、一方的なドル円でのドル買いに躊躇せざるをえないところだ。ただ、市場の多くがそれを材料にドルを買うなら損失回避のために従わざるを得ない、つまり、美人投票的な側面がある。本日の週間米失業保険申請件数は、前回の55.4万件から57.5万件へ悪化予想となっており、ドル上値も抑えられる要因だが、米7年物米国債入札予想は不調に終わるとされ、米金利上昇によるドル円が買われる展開が予想される。東京時間のドル円の下値が94.80円付近でブロックされており、短期的なチャートの動きから、ドル上値を試す展開だろう。また、明日に発表される米46月期GDPの事前予想がやや強まるとの見方も出ており、ドル円の上昇するリスクに対応するスタンスとなりそうだ。

 

ドル買い 95.00

ストップロス 94.30

ターゲット 95.80

16:0095.05円)

 

《ユーロドル》

原油価格急落を背景に、海外市場のユーロドル売りの流れに乗り、朝方のユーロドルは1.4035ドルから1.4008ドルへ下落した。その後、日経平均と上海株式市場の上昇を材料にユーロドルの買戻しは早く、一時1.4068ドルへ買い戻されたが、一旦1.40ドル半ばへ戻され、欧州勢のユーロドル買戻しに1.4075ドルへ再浮上した。

【欧米市場戦略】

東京時間に一時、上海株式市場は下落し、ユーロドルは軟調に推移したが、昨日の海外市場で急落した原油価格は62ドル後半から63ドルな壁に底堅さも出る中、NY株式市場先物価格も上昇基調にあることから、素直にユーロドル買いを進めたい。昨日の、原油急落、中国株式市場の大幅下落という悪材料はないこともユーロドルを売り進めることは限界があるだろう。中国金融当局の金融引締めするとの観測に中国株式が急落したが、金融当局幹部は「適度に緩和的な金融政策を断固として維持し、経済の回復モメンタムを強固にしていく」と示唆したことが中国株価の下落を歯止めすることになるだろう。また、一部機関投資家がユーロ債券と欧州系株式の投資比率を引上げるとの情報もあり、一方的なユーロドル下落に歯止めが掛かりそうだ。

 

ユーロ買い1.4080ドル

ストップロス 1.4010ドル

ターゲット1.4180ドル

16:001.4085ドル)

 

《ユーロ円》

原油価格急落を背景にユーロ円は133.40円から133.20円へ売られたが、仲値公示にかけてドル円の上昇と、中国株式の底入れに伴うユーロドル買戻しが相まって、133.96へ急回復した。ただ、利食い売りも早く、一時133.20円付近へ下落したが、欧州勢のユーロドル買いに133.80円へ戻された。

【欧米市場戦略】

原油価格の安定、中国株式市場の下げ渋り、NY株式市場先物価格上昇を材料に円売りが先行すると思われる。また、米金利上昇傾向に円売りが加速する可能性が高く、ユーロ円の上昇期待も高まるだろう。

 

ユーロ買い133.80ドル

ストップロス 133.20ドル

ターゲット135.20

16:00133.90円)

 

リスクシナリオ::原油価格の底割れ、昨日堅調だった欧州株式市場下落にユーロドルが1.40ドルを割るリスクは残る。明日の米GDP改善期待が高まる一方、発表前のポジション調整にドル円の売りが先行し、94円台へ戻されることも視野に入れる必要がある。米国債入札が順調に終われば、米金利低下となり、ドル売り材料とされるため、入札状況は注意が必要だ。




※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、みなさまに特定の商品をお勧めするものでもありません。上記の為替レートは、参考レートです。

※日中の相場変動、解説はユーロパートナー新着情報に随時掲載致します。

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