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2月25日 アメリカは回復する=オバマ米大統領 《17:00》

《ドル円》

国内景気の先行きや政局混迷への懸念を背景に円売りが進む中、注目されていた1月貿易収支は事前予想ほど拡大しなかったが、9526億円の赤字になった。発表後のドル円は96.50円と動きは鈍かったが、4ヶ月連続の赤字に本邦輸出減少の影響から、今後の景気後退懸念に円の地合いは弱まった。仲値公示以降にドル需要が強まり、一時97.35円を付けた。欧州勢参加後、96.70円へ下落したが、97円へ戻された。

【欧米市場戦略】

財務省が発表した1月の貿易収支は過去最大の赤字額となり、輸出額は前年比4割強の減少と2カ月連続で過去最大の減少率を更新した。世界経済の規模縮小を背景に輸出に絡んだ円買い需要が減退することが今後も予想される。また、麻生首相がホワイトハウス訪問したが、米オバマ政権との共同声明等はなく、米マスコミは、何の目的で来たのかと手厳しい評価をされ、麻生政権の軽さが目立つ結果となった。一方、オバマ米大統領は上下両院で方針演説を行い、米国の再生に向け国民の団結を強調し、理念を呼びかけた。具体的に、「未来に対する責任を果たし、永続的繁栄の基礎を築く」、「エネルギーや医療、教育分野への投資を拡大する」、「石油への依存、高額の医療費、巨額債務などに対処する」、「1期目で財政赤字を半減し、今後10年間で2兆ドルの歳出を削減する余地がある」、「随意契約でのイラク関連の軍事費支出を撤廃し、防衛予算を改革する」という内容だ。かなり力強い演説となり、欧米市場後の評価は高まりそうだ。2兆円程度の定額給付金の取り扱いに翻弄させられている日本政府とは大違いだ。本日は、米中古住宅販売件数が控えているが、内容に改善は見られず、ドルにとっては悪材料だ。ただ、本日もバーナンキFRB議長の議会証言もあり、昨日も米系大手金融機関へのコミットメントをしただけに、本日も期待できそうだ。ドルの地合いは買いだが、昨日の東京時間から3円ほどドル上昇となっており、ややドル上値に抵抗感が出だしたため、積極的に買い進むにはリスクが高い。円を買う材料がないだけに、ドルロングだ。

 

ドル買い 96.80

ストップロス 96.10

ターゲット 97.80

17:0097.05円)

 

《ユーロドル》

ユーロドルは方向感のない動きとなったが、ウェーバー独連銀総裁が、EU圏内で困難な状況に陥った国を支援する必要が生じる可能性があり、支援には厳しい条件を付与すべきとの報道に、一時1.28ドル台前半から1.2870ドルへ上昇した。ただ、それ以上に材料はなく、1.2830ドルで引けた。

【欧米市場戦略】

GDPの発表を控えているが、内容は悪い。本来なら、ユーロドルを素直に売ってもよいが、今朝も記したように、ユーロドルはレンジ内取引となっている。EU圏に関わる経済指標単独の強弱で、ユーロドルの方向性が決まらず、ユーロドルの癖として、1.28ドル台半ば以上は売りで攻めたいところだ。ただ、市場は、ドル円の動きに注目しており、ユーロドルはサイドラインに置かれている。一方、ユーロに直接関係ないが、英RBSの完全国有化観測が流れており、もし、英金融機関の国有化が決定されれば、欧州系金融機関の国有化懸念が浮上し、ユーロドルの下落は避けられそうにないだろう。また、ハンガリー系金融機関の資本不足も噂されており、欧州系金融機関の経営負担は大きくなりそうだ。トルコやラトビア、ウクライナ、セルビアなどは過去数カ月間に、IMFに対して支援の要請を行っていることも要注意だ。

 

ユーロ売り 1.2890ドル

ストップロス 1.2960ドル

ターゲット 1.2720ドル

17:001.2865ドル)

 

《ユーロ円》

ユーロドルが小幅のレンジ内で動く反面、ドル円は96円半ばから97.35円へ大きく上昇したため、ユーロ円は123円後半から124円後半へ上昇した。ただ、終了間際にドル円が軟化した影響から、124.40円で終了した。

【欧米市場戦略】

円、ユーロに強く関係する材料がないだけに、ドル円とユーロドルの動きを見ながらの展開となるだろう。ドル円は、2日間で3円上昇した利食いが予想されるが、地合いは円売りだ。また、ユーロドルは、米国に悪い材料が出た場合でも1.29ドル台近辺はユーロ売り/ドル買いとなっている。また、ユーロドルの下値も限定的と見られ、ユーロ円の上げが考えられる。

 

ユーロ買い 124.60

ストップロス 123.50

ターゲット 126.20

17:00124.85円)

 

 

 

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、みなさまに特定の商品をお勧めするものでもありません。上記の為替レートは、参考レートです。

※日中の相場変動、解説はユーロパートナー新着情報に随時掲載致します。

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