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1月28日 FOMC量的緩和より信用緩和に期待 《17:03》

《ドル円》

米経済指標悪化による景気後退を理由にドルは対円で1円近く下落し、89.10円で東京市場の開始となった。市場には昨日から始まっているFOMCの結果に期待する声もあり、ドル円は89円割れを底に堅調に推移した。また、日中に米株価先物指数が上昇したことを好感し、小じっかりとなり高値89.45円をつけた。引けは89.20円となっている。

【欧米市場戦略】

本日まで開かれているFOMCの結果待ちに、市場は小動きとなっているが、現在、FRBは政策金利を00.25%に維持しており、利下げ余地は考えられない。FRBが長期債買い入れを発表するかに市場の注目が集まっている中、米政府は米系23金融機関へ3.86億ドルの資本注入決定、住宅差押さえ対策やバッド・バンク構想など発表する予定にある。また、米上院が8250億ドルの経済対策案について700億ドル程度の減税を追加し、総額で約9000億ドル規模になると報道したことも、ドル支援材料となりそうだ。一方、経産省は民間へ資本注入する対策を打出したことも日米協調となる動きと観測される。

また、本日はガイトナー米財務長官と中川財務相が電話会談しており、一部では、ドル円相場水準に触れたのではないかとの憶測もあったが、定かでない。本日は米系大手企業の決算が継続されるが、FOMCの結果次第であることは間違いない。オバマ新政権になり、金融面からの力強い支援が必要なときでもあり、新たな金融政策が浮上するのではないかと楽観的な見方をしたい。ただし、何も期待できる結果でなければ、即、ドル売りに転じることだ。

 

ドル買い 89.00

ストップロス 88.30

ターゲット 90.50

17:0089.10円)

 

《ユーロドル》

1IFO業況指数が事前予想より良かった内容発表の中、米経済指標の大幅悪化にリスク回避が強まり、大きく売り込まれたユーロドルだったが、節目となる1.3150ドル水準は底堅く感じられ、朝方からユーロ買いが先行し、1.3160ドルから買われだした。途中、米株価先物指数が堅調になったことや米政府のバッド・バンク構想などリスク回避後退によって、ユーロドルは更に上昇し、一時1.3265ドルをつけた。その後、動きは鈍くなったが、1.32ドル台半ばでの推移となっている。

【欧米市場戦略】

大手証券会社設定の1千億円規模の債券ファンドがあり、東京市場序盤に円売り/ドル買いが出た模様だ。欧州市場開始後にそのドル資金から他通貨へ交換する取引が予想されており、ユーロドルの上昇も期待されている。ただ、今日中に決済する必要はないため、ユーロドルの上昇には結びつきそうにないと思われる。本日は独、仏消費者信頼感指数の発表予定だが、FOMCの結果次第でリスク回避後退になれば、ユーロドルの大幅上昇も期待できそうだ。ユーロドルもドル円同様に、リスク回避後退になる状況でなければ、ユーロドル売りに転じることだ。

 

ユーロ買い 1.3230ドル

ストップロス 1.3140ドル

ターゲット 1.3380ドル

17:001.3245ドル)

 

《ユーロ円》

大手証券の外債ファンド設定に、市場はユーロ買いはじめポンド買いなど取引を行い、底堅い展開となっている。朝方117円半ばだったが、118円半ばへ上昇した。ただ、FOMC待ちスタンスにあり、値幅は限定的となった。引け値は118.00円となっている。

【欧米市場戦略】

米欧市場のリスク回避後退が鮮明になると思われ、ユーロドル、ドル円は上昇すると予想。FROMC結果次第だが、市場の納得する内容ならば、他通貨買い/円売りは継続され、ユーロ円の大幅上昇も期待できる所だ。また、米シティバンクはユーロ円の見通しを顧客向けに発表しており、130円を目標とした。ただし、FOMCの結果が不十分なら、ユーロ売りに転じるべきだ。

 

ユーロ買い117.90

ストップロス 117.00

ターゲット 120.10

17:00118.10円)

 

 

 

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、みなさまに特定の商品をお勧めするものでもありません。上記の為替レートは、参考レートです。

※日中の相場変動、解説はユーロパートナー新着情報に随時掲載致します。

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