年末控えながらも、ユーロ買い・円売り地合いへ 《7:58》
《ドル円》
参加者も少なく材料不足の中、ドル円の動きは鈍く90.40円から90.75円の小幅に終始した。90.60円で引けた。
【東京市場戦略】
年末を控えた短期筋の動きも穏やかであり、大きな相場展開を期待することはできそうに無く、本日の値幅も限定的となりそうだ。
米国年末商戦も低調と伝える中、日本の11月鉱工業生産者指数の大幅低下や全国消費者物価指数の低調さからデフレ状況になっているため、日銀が大幅な量的緩和策を積極的に実施するとの観測も流れ、円売りを誘う地合いになる可能性も出てきた。
それを裏付けるように、日銀の亀崎英敏審議委員は、「あらかじめ特定の選択肢を排除することなく、必要な措置を検討していく。より長めの金利への働き掛けや、企業金融円滑化に資する措置等を中心に検討していくことになる」と述べている。
このように、海外市場が日本のデフレ懸念を材料にしだしたことは、円売りを一時的にも試す動きが起こりやすく、市場取引の薄さから、一時的な円安も考えられそうだ。
ドル円買い 90.50円
ストップロス 90.10円
ターゲット 91.20円
《ユーロドル》
欧州経済に関する材料も無い中、ECB利下げ観測が後退しており、ユーロの底堅さが表れだしている。東京市場は1.4010ドルを底値に順調な上昇を演じたが、NY市場は更に押し上げ1.4120ドルをつけている。ただ、薄商いも手伝って、利食いも早く1.4045ドルで引けた。基本的には、ポジション調整に絡む動きだった。
【東京市場戦略】
本邦実需筋の年末休暇となる中、アジア市場の短期筋がメインプレイヤーとなると思われるが、米国の年末商戦の不振によるドル売りの流れを受継ぎ、ユーロ買いが先行しそうだ。
テクニカル的に、12月22日から日々、30~50ポイントづつユーロ下値が切り上がってきており、上値1.4150ドルを超えだすと1.4300ドルを年末までにつける可能性が拡大してきている。
ユーロドル買い1.4050
ストップロス 1.3990ドル
ターゲット 1.4130ドル
《ユーロ円》
ドル円は小幅な動きに終始したが、ユーロの底堅さが影響し、126.75円から127.70円と上げ基調となったが、ユーロドルの利食い売りに押されて、127.30円で引けている。
【東京市場戦略】
円を取り巻く環境に変化が出だしたようだ。既に《ドル円》コラムに記したが、日銀の大幅な量的緩和期待が浮上しており、日本経済の先行き見通しは相変わらず暗いと海外市場は推測しだしたようだ。そのために日欧金利差拡大を背景に円の軟調地合いを試されそうだ。
ユーロ円買い 127.40円
ストップロス 126.80円
ターゲット 128.60円
※ 年末取引のため動きは鈍くなると思われますが、各通貨ペアの方向性を示しました。
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※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、みなさまに特定の商品をお勧めするものでもありません。上記の為替レートは、参考レートです。
※日中の相場変動、解説はユーロパートナー新着情報に随時掲載致します。







