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FRB新金融政策に好感だが、買われすぎのユーロに調整か 《8:17》

《ドル円》

欧州市場は米経済指標発表を控え模様眺めで96円を挟む動きだったが、その後のNY為替市場では、FRBが住宅ローン関連証券を最大6000億ドル、消費者ローン等関連証券を最大2000億ドル購入する新たな資金供給策を発表した事が好感され、ドル円が96.70円まで上昇するものの、7-9月の米実質GDP改定値が予想通りの-0.5%で、7年ぶりのマイナス幅となったため、一時94.95円まで売られた。また、米9S&P/ケース・シラー住宅価格指数が事前予想-16.9%に対し前年比-17.4%だったことも、ドル軟調の大きな要因となったようだ。終値は95.25円となった。

【東京市場戦略】

オバマ次期米大統領の会見で、何か斬新な経済対策が打出されるとの期待も裏切られ、市場は再び、実体経済の動きに敏感となったため、ドル軟調に推移することになったようだ。また、景気てこ入れを目的とした一時的な財政出動と構造的歳出を区別する必要があるとの認識を示したが、長期的な財政再建策を提示されないと、将来的には市場は米国の『双子の赤字』を材料にドル売りになるだろう。アジア株式市場の動向次第だが、軟調に推移すれば、円高傾向は継続されるが、感謝祭前の市場だけに小動きにもなりそうだ。

ドル売り 95.50円 / ストップロス 95.80円 / ターゲット 94.40

 

《ユーロドル》

FRBが、信用逼迫解消に向け、総額8000億ドルの金融対策を発表したことが、これまでリスク回避の動きから対ユーロで買われていたドルの売りにつながり、1.28ドル台半ばから1.3080ドルへ上昇し、1.3060ドルで引けた。

【東京市場戦略】

久しぶりに1.30ドル台に載せた理由はFRBの新金融政策にリスク回避が大きく後退したためと思われるが、NY株式市場が大幅に上昇していない点では、市場がリスク資産へ資金移動させたとは思われない。24時間以内に300ポイント近い上昇には違和感もあり、短期筋の利食い売りが出ると予想される。

ユーロ売り 1.3080ドル / ストップロス 1.3140ドル / ターゲット 1.2980ドル

 

《ユーロ円》

欧州株式市場の下落を受けて、ユーロ円は124円台半ばから122.65円へ下落したものの、FRBの新金融政策発表後にユーロドルが1.2805ドルから1.3080ドルへ大幅上昇した影響をから、126円近くまで上昇。引け値は124.30円となっている。

【東京市場戦略】

ユーロ売り 124.50円 / ストップロス 125.20円 / ターゲット 122.50

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※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、みなさまに特定の商品をお勧めするものでもありません。上記の為替レートは、参考レートです。

※日中の相場変動、解説はユーロパートナー新着情報に随時掲載致します。

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