9月26日 予想レンジ 《8:36》
米金融安定化策の議会通過に目途が付いたことから、米株式市場上昇に伴ってドルは堅調に推移した。東京時間にあった安定化策議会通過後のシナリオとして、リスク許容度が高まり、ドルから高金利通貨、資源国通貨などへ資金移動が起こるとの見方が先行しており、ドルに対してベアであったことから上値が重くなると予測した。 だが、諸々の米経済指標が事前予想より悪かったにもかかわらず、ドルが堅調だったということは、欧米市場の捉え方は、むしろ、単純にドル買いに結びついたようだ。ただ、これは一時的な現象であり、将来的には米財政圧迫懸念からも、ドルの上値を重くすると見たい。 一方、一部のECB理事は「ECBには利下げ余地がなく、インフレ抑制を優先する」との発言もあり、昨日の米経済指標の悪化からFRBに利下げを期待する声も出だしたことから、米欧の金利差拡大を背景に、ドルは対ユーロで下落する傾向にありそうだ。 また、市場には米政府・金融当局による金融安定化策に過度な期待を持っているとの見方もあり、ドルを素直に買上げることには躊躇せざるを得ないだろう。同時に、株価が回復することになれば、円キャリートレードが再開され、ドルは対高金利通貨、資源国通貨でも売られやすい環境になるだろう。 ドル円 105.60~106.60、 ユーロドル 1.4580~1.4690、 ユーロ円 155.20~156.20
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