ADP雇用統計増にドル買いも原油高で上値限定 《7:52》
ドル円は予想外に増加した米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した7月米民間就業者数は前月比9000人増(市場予測は同6万人減)となったため、米国の雇用情勢改善への期待が高まり、ドル買いが急速に進んだことや連日の株式市場の190ドル近い大幅上昇を受け、107.85円から108.35円まで上昇し、108円前半で取引を終えた。 ユーロドルは、ADP雇用統計が良かったことから米雇用統計(非農業雇用者数)の改善期待によるドル買いに一旦1.5520ドルまで下落したが、数日前にあったナイジェリアのパイプライン爆破など中東不安や原油供給懸念に、昨日の122ドル台だった原油価格が127.39ドルまで急上昇したことに連れて1.5610ドルへ反発し、1.5575ドルで引けた。
今週に入り徐々に改善されつつある米経済指標を背景に、週末発表される米雇用統計に期待が増したが米ドルの下値が堅くしたようだが、急迫するようなニュースがなかった原油市場で5ドル程度のブレがユーロドルに影響を与えたことから、米ドルの上値も限定された格好となった。
このため、期待される米経済指標と原油価格との力関係が、今後の米ドルの行方を左右することになりそうだ。
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